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サラの日記160(ジャックさんが捜している栗色の髪の女の子は彼女だと、直感で分かりました。)

銀菓神暦2015年9月13日

学校はお休み。
ルセット先生は、早朝の菓子工房の仕事が終わったあと、プラクミーヌに行かれました。
私は工房に残って作業していました。
まとまった注文が入っていて忙しそうだったからってこともあるけど、
急に、「ひょっとしたら あの子が来るかもしれない……」って思ったからです。

お昼過ぎ、
アグルムの聖石に語り掛けられたような気がしました。「彼女が居る……」と。
工房の窓から外を覗いてみました。
ガラス張りの部分から中の様子を見ている栗色の髪の女の子が居ましたが、お店に入って来るような様子はありませんでした。
彼女を見るのは初めてでしたが、ジャックさんが捜している栗色の髪の女の子は彼女だと、直感で分かりました。

直感で分かったのと同時に、どこかで会ったことのあるような……、会ったことというよりも、知っているような、そんな気がしました。
そんなことを考えているうちに、彼女はお店を通り過ぎて、どこかへ行ってしまいました。
彼女がどこに行くのか、工房の窓から見える範囲だけでも目で追いかけようとしましたが、彼女の後ろを歩いていた人たちの陰になってしまって、見失ってしまいまいた。

知ってる。
私、彼女を知ってる。
誰だったっけ。
どこかの学校で同級生だった子?
大学院には居ない……。
じゃあ、学部生?
会って話してみたら思い出す?
「あー! ○○ちゃんだ!」って感じに?
んー、違う。
そういうんじゃない。
でも、知ってる。
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