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サラの日記156(今はもう、苦手だとは思っていない。 自由なことは楽しい。)

銀菓神暦2015年9月9日

後期の受講科目を登録しなければなりません。
周りの研究生たちは これまで通りに接してくれているけど、ルセット先生が担当される科目は やっぱり取りにくい。
必修科目は仕方ないとして、それ以外の科目は、ルセット先生以外の先生の科目を取ろうかと、メランジェ先生のところに相談に行ってみました。

「そうですね……。サラさんが ほかの先生の科目に関心があるのなら、ほかの先生の科目を勉強されるのもいいかもしれませんね。でも、周りを気にして……ということなら、少し違うかもしれませんよ? ルセット先生は銀菓神使で、サラさんも いずれ銀菓神使になる人なのですから。自分に必要だと思うことを勉強なさったらいいんですよ。そうすることが、サラさんが銀菓神使として仕事をされるようになった時に、巡り巡って、周りの人たちのためになるんですから。今、この瞬間の状況に心を配られることも大切だとは思いますが、あまりとらわれ過ぎないようにされるのが良いと思いますよ。……私はね」
メランジェ先生がそう言ってくださったので、迷いが吹っ切れました。
担当の先生がどなたかってことは見ずに、何を知りたいか、何を勉強したいかで決めます。

やらなければならないことがもう1つ。
銀菓神局に、銀菓神使仮称号試験の受験申請。
1番早い試験日は9月27日。
それを逃すと、次の試験日は10月25日。
試験結果が分かるのは試験日から2週間後で、実際に仮称号が受けられるのは結果発表から1週間後。
メランジェ先生が9月27日で大丈夫だと勧めてくださるから、9月27日で申し込むことに決めました。

夜、仮称号試験を9月27日に受けることに決めたとルセット先生に話すと、
「サラが受かったら、一緒にしたいことがあるんだ」
と、ルセット先生は いたずらっ子のように にっこりされました。
「一緒にプラクミーヌに行くのよね?」
「うん。それもあるけど、もう1つ。でも、受かるまで内緒だよ。だから、楽しみに頑張って」
ルセット先生は さらに いたずらっ子のようなウインクをされました。

科目登録のことは……
ルセット先生には話しませんでした。
ルセット先生も、敢えて聞いてこられないような様子だし。

ルセット先生に出会う前の私は、決められた範囲の中で、与えられた条件の中で何かをするのが得意だった。
決まっていないこと、与えてもらえないことを自分でつかみに行くのは苦手だった。
だけど、ルセット先生に出会って、自分で決めなければならないことが増えた。自分でつかみに行かなければならないことも増えた。
今はもう、苦手だとは思っていない。
自由なことは楽しい。
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