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サラの日記145(もしかして、これって、ジャックさんの恋愛相談?)

銀菓神暦2015年8月29日

昨日の話を具体的に進めるため、先にルセット先生だけ、銀菓神局に、プラクミーヌの領地になったミカン畑を、銀菓神使の権限で管理するための申請に向かわれました。

部屋で一人、片付けものをしていたら、ノックの音が聞こえました。
ジャックさんでした。
「サラちゃんの実家の近所にさぁ、栗色の髪の女の子っている? 俺たちと同じ年頃の……」
「同じ年頃で栗色? うーん、思い当たらないけど……。今度のことで引っ越して来たのかなぁ……」
「そっか……。サラちゃんの知ってる子じゃないんだ……」
「うん。……その子がどうかしたの?」
「ん、いや、ちょっと……。ん、ありがと。じゃ、またね」
ジャックさんは、ドアのところで そんな立ち話だけして、ささっと どこかへ行ってしまいました。

その時は、何かの調べものなのかな……って思ってたんだけど、
もしかして、これって、ジャックさんの恋愛相談?
だとしたら、ちょっと興味あるなぁ……、ジャックさんが気になってる人がどんな人なのか。
ひょっとしたら、私の義理の妹になっちゃったりする人?
栗色の髪か……。いいなぁ。ちょっと憧れちゃう。
髪が栗色ってことは、目はブラウン系なのかな……。
ミシェルは、私の髪の色、どう思ってるんだろう。
目の色、どう思ってるんだろう。
肌の色はどう思ってるんだろう。
あれ?
ジャックさんのことが、いつの間にかミシェルのことになっちゃってる。

ドアが開いて、ルセット先生が帰って来られました。
「許可、1週間ほど掛かるんだって。それまでは意識体で飛ぶことにするよ」
「うん。……ねえ、ミシェルは私の髪の色、どう思う?」
「髪の色? 漆黒(しっこく)で、きれいだよ。でも、なんで?」
「目は? 目の色は?」
「え? んー、ブラックダイヤモンドみたい。で、なんで?」
「なんでもない。ミシェルにどう見えてるのか知りたかっただけ」

明日、工房に行ったら、栗色の髪の女の子知らないか、両親に聞いてみよーっと。
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