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サラの日記137(目を覚ましたら、ルセット先生の腕が私の胸の上に乗っかっていました。)

銀菓神暦2015年8月21日

ルセット先生が嫌な夢を見ないように、昨夜は手を繋いで眠りました。
朝になって、何だか息苦しいなと思いながら目を覚ましたら、ルセット先生の腕が私の胸の上に乗っかっていました。
ルセット先生を起こさないように、そーっと腕を降ろそうとしたのだけど、それに気付いたルセット先生が目を覚まされました。
「ごめんね、ミシェル。ちょっと重かった」
「あ、ごめん」
ルセット先生は、すーっと腕を降ろされました。
起きるには まだ少し早かったので、そのまま少し おしゃべりしていました。
不意に おしゃべりが途切れて、見詰め合っていたら、ルセット先生が髪を撫でて来られました。
心地良くて、そのままルセット先生に任せていたら、重さを感じないぐらいに優しく、ルセット先生の腕が胸の上に乗っかって来ました。
ルセット先生が、「いい?」と囁かれ(ささやかれ)ました。
うなずいて、ルセット先生に全てを任せました。

いつもの起床時間よりも少し早く、ランドリー室に行きました。
けど、マリーさんと鉢合わせてしまいました。
マリーさんはすぐに悟ってくださって、
「大丈夫ですよ」
と微笑んでくださいました。

いつもと変わらない一日が始まって、いつもと変わらないルセット先生と一緒に居るのに、ルセット先生が視界に入る度にどきどきして、胸の奥に心地良い痛みを感じました。

大学に向かう車の中でも、メランジェ先生の研究室に居る間も、帰りの車の中でも、なんだか落ち着かなくて、
ルセット先生が落ち着いていらっしゃるのが不思議でした。

夕食の時、聞いてみました。
「ミシェルは平気?」
「ん?」
ルセット先生は私の顔を覗き込まれました。
「あの……、今朝の……。私、ずっと落ち着かなくて……」
すると、ルセット先生は手元のグラスに視線を移して、
「夜になったら続きができると思って頑張ってた」
と、恥ずかしそうに答えられました。
それを聞いて、私も恥ずかしくなって、何も話せないまま、押し込むように食事を済ませました。
ルセット先生も、ずっと下を向いたまま食事をされていらっしゃいました。
変な質問をしてしまったこと、気持ちの半分で後悔したけど、もう半分では、ルセット先生の気持ちが分かって嬉しかった。
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