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サラの日記106(多分、進化してる。)

銀菓神暦2015年7月21日

放課後、ルセット先生からメッセージが届きました。
<今日も、メランジェ研究室の方でいいからね>
だけど……、
会いたいから、会いに行きました。

今日のルセット先生からは、チョコレートの匂いがしました。

「何を作ってるの?」
「チョコレートソース。サラ用のレシピを作ってるところ。味、みてみる?」
「うん!」

鍋が2つありました。
1つは一般的なチョコレートソースで、もう1つは私用の。
一般的なチョコレートソースの方は、よく見る普通のソースだったけど、
私用のソースには、オレンジ色の光の粒が、ふわふわと漂っていました。
味は、どちらも同じだけど、感じるものが何か違う。何だろう……。

「勉強は進んでる?」
「う……ん」
「サラならできるよ。僕の規定外講座にも余裕で付いて来てくれてる」
「落としたら、称号が遠くなっちゃうよね……」
「うーん。落としたのがメランジェ先生の科目なら、規定外講座の分の加算で何とかならないかってお願いしてみるよ。……って、そんなに自信ないの?」
「……前期の試験は大丈夫だと思うんだけど、……年内に称号が取れなかったら……とか考えてしまう」
「大丈夫。その時は別の手を考えるよ。ごめんね、面倒な思いをさせて」
ルセット先生はそう言うと、頭を優しく撫でてくださいました。
「ううん。今聞いてもらったら、ちょっと安心した。メランジェ研究室、行ってくるね」
「行っておいで」

夜、ルセット先生からメッセージが届きました。
<サラ、目を閉じてみて>
<え?>
<試してみたいことがあるんだ>
<うん、閉じたよ>
<何か感じる?>
<……うん。目の前で、ぎゅーってされてる感じがするけど、どうしたの?>
<多分、進化してる。意識の結合の力が>
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